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【失敗するダイエット・続かないダイエット】について

皆さま、こんにちは!
Triangle gymの小林です

本日は『失敗するダイエット・続かないダイエット』についてお話をしていきます。
今回の内容は少し長いのでお付き合い頂けますと幸いです…
ダイエットの大前提は摂取カロリーを消費カロリーが上回ることですが、
その状況をいかに我慢に頼らずに作れるかということがポイントです。

単純に、過度な食事制限や置き換えダイエットをすれば体重は落ちるのですが
、痩せるための手段を過度な制限に頼ってしまうと、
心理的にも身体的にも行き詰って大小のリバウンドを繰り返す結果になりがちです。
そのような状況を回避するために役立つのが、自分にとっての「新しい優しい習慣」がコツになります。

どれも些細な努力でできることばかりですが、それらを生活に取り入れることでダイエットやご自身の体に対する
価値観を徐々に変えていくことができます。
流行りのダイエットに惑わされない、一生役立つダイエットの思考とスキルを手に入れるには習慣を変える事が第一です。


【本日の目次】

●モチベーションを高めるには
●モチベーションは弱い
●習慣を変えて我慢ゼロで痩せる
●ダイエットには我慢が禁物


 

◆モチベーションを高めるには


ダイエットに大切なのはモチベーションです!
ダイエットに限らず何をするにしても
モチベーション(やる気)を維持できるかどうかが、成功/失敗を左右します。
始めた時はやる気満々だったのに、いつの間にかモチベーションが下がって長続きしなかった、
という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ダイエットにおいてモチベーションが続かない原因は、
* ダイエット=我慢しなければいけない
* ダイエット=短期間でやせるもの
というイメージが強すぎて、モチベーションを高める手順が踏めていないことにあります。
「やる気」という心理的なものにも扱い方のルールや特性があり、それに沿ってダイエットを進めて行くことが必要なのです。

 

◆モチベーションは弱い


「痩せよう!」と思ったとき
あなたの中には小さなモチベーションが芽生えています。
ところがこのモチベーション、
実はあなた自身が思っているほど強くはありません。
ちょうど芽を出したばかりの双葉ように繊細で、過度な頑張りや我慢にさらされると、すぐに萎れてしまいます。
近年流行っている過度な食事制限ダイエットや置き換えダイエットなどは、モチベーションには、
心理的・身体的な負荷が強すぎて、長続きさせることができないのです。
最初はあんなに前向きだったのに、気が付いたらダイエットが苦痛…と感じる人は自分に合ったペースとアプローチ内容にギャップが有ります。

 

◆習慣を変えて我慢ゼロで痩せる


我慢をせずに痩せる為には“習慣”を変える必要があるとお伝えしましたがこの習慣を変えるにも大切なポイントがあります。
それは、《大きく習慣を変えない!》です。
“大きな変化”と書いて“大変”と呼ぶくらいなのでこれでは習慣化する前にモチベーションが下がりダイエットを諦めてしまいます。

例になりますが、ダイエット開始時の体脂肪率は軽度肥満ラインギリギリでしたが、1年間で12kgまで落として、
3年経った今もその数値を維持しています。
この方は、悪い習慣からなかなか抜け出せずに悩んでいました。
夜、仕事から帰宅して夕食を食べるのですが、数時間経つとまたお腹が空いたように感じてしまい、
お菓子を食べて「毎日お腹がパンパンで苦しい状態で寝る」ということを繰り返していました。
そんな悪循環から抜け出すために、取り組んで頂いたことは以下の2つです。

①仕事が終わったら急がずゆっくり歩いて帰る

②家についたらまずお風呂に入る

一見ダイエットには結び付かないことのように思えますが、どちらも副交感神経(リラックス神経)を高める行動という共通点があります。
私たちは日々忙しく過ごす中で、
『緊張モード』と『リラックスモード』を
自然と切り替えながら生活リズムを作っています。
仕事が終わった後のこの切り替えが上手くできていないために、緊張モード(仕事モード)を引きずって、
夕食も夕食後のお菓子も必要以上に食べてしまっているという状況でした。
(※慢性疲労、疲れやすい人も同様)

そのためには、
①仕事が終わったらセカセカと仕事モードのままで帰らず、のんびりリラックスモードで歩くことでスイッチを切り替える
②帰宅後、先にお風呂に入ることで更にリラック度を高める
という作業を行って頂きました。

その結果、落ち着いた状態で夕食のテーブルに着くことができ、夕食の量が適正内に、
その後のお菓子も食べずに済むようになっていきました。
ダイエットの取り組みは、不必要な摂取カロリーを減らしていくことがひとつのゴールですが、
それを我慢に頼って行ってしまうと「ずっと続けよう」というモチベーションは高まりません。
間接的なアプローチではありましたが、体重を落とすために「これならできそう」「自分のためになりそう」
と思えるルーティンを設定したことが、モチベーションを枯れさせず維持・継続できたポイントになりました。

 


◆ダイエットには我慢が禁物


「痩せたい」と思ったとき、
持っているダイエットの手札が我慢だけだと気持ちを奮起させるために毎回大きな労力が必要になり、
それがダイエットへの抵抗感や苦手意識につながっていきます。
労力をほぼ必要としない2つの行動を徹底したことで、
結果的に無駄な摂取カロリーを減らすことができました。
コツコツ続けたことで成果を得ています。
「現状を変えたい」という小さなモチベーションに優しい習慣をそそいだことが、体重に悩まない3年後の現在につながっています。

「ダイエットをしよう」と思った時は、決して我慢に頼ることなく、ご自身にとって「新しい優しい習慣」は何か?
ということを初めに考えてみてください。

ちなみに、
モチベーションの反対の意味としてテンションという言葉があります。
ダイエットにおいては
モチベーション=我慢に頼らないやせ方
テンション=我慢に頼った痩せ方
と言うことができます。

つまり、これまでダイエットを失敗して来た人はテンションで取り組んでた可能性が有りますね。

 

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